R.I.P.

イラストレーターの沢田としきさんが逝去されました。
沢田さんには一昨年11月に桜坂劇場で行った「ASYLUM2008」にお越しいただきました。

「カフェミルトンへのサウダージ」という公演に、ライブペインティングで参加していただきました。
新良幸人さん、下地勇さん、 山口洋 さん、 リクオさん、EPOさん。5人のアーティストがパフォーマンスをする
かたわらで、沢田さんは２時間以上に渡ってキャンバスに絵筆をふるってくれました。
描かれた絵は、ステージが進んでいくごとに、刻一刻と表情を変えていきました。
それは本当の意味でのライブペインティングででした。

今、その時に描かれた作品は、桜坂劇場の階段の踊り場に展示されています。



絵の下の方にある黄色い道は、みんなの想いが新たな地平に続くようにと、
ライブの翌朝、劇場前のカフェで、沢田さんが描き加えてくれたものです。

沢田さんとはちょうど去年の今頃、宮城県白石市で行われた「カフェミルトン」のイベント
｢ミルトニアーナ2010」でお会いしました。
その時は、白石城の前の庭で、リクオさんと山口洋さん、沢知恵さんの演奏をバックに
ライブペインティングを披露してくださいました。
その夜の楽しいお酒を忘れることができません。

それにしても51歳は、若すぎます。
心からご冥福をお祈りします。